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何度も何度も逢う度、あゆみの気持ちは大きくなっていった。
ともきの気持ちは全然分からなかったけど…
何度目かの夜の出来事
いつもの通り少し車で走り、N公園に車を停めシートを倒し話していた。
いつもちょっかいをかけるのはあゆみ。
これだけ何度も会って、手を出してこない男の人は始めてだった。
気持ちが大きくなっているあゆみは、手を出してこないともきにいつもなんで?って思った。
あゆみに魅力ないのかな…きっとそうなんだろうな。
きっとともきにとってあゆみは、年下の女の子ってゆうぐらいにしか思ってないんだろうな…そう思っていた。
でもこんな近くにいるのにあゆみは触れたい…もっと近くにいたい!!そう思った。
だからまたあゆみからちょっかいをかけ、目をつむっているともきの顔をじっとみつめた。
このままキスしたら嫌がるかな…でも今の関係壊したくない…けど…
その日はそう考えただけで勇気が出ず、いつもと変わりなく話をして帰宅をした。
言い方悪いけどキスなんて別にしようと思えば、いくらでも自分からできた。
けど…けどなんか違った。
ともきの前ではいつだって女の子。
帰宅してすぐともきにメールを打った。
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