ツンツン頭に悪い奴はいない🎵

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リーゼント「テメェ!!反省してんのか!?」 チビ「こいつ、なめてるぜ!」 気弱な学生「本当にすみません。」 ノッポ「そんな事言えば許せるとでも思ってんのか、ぁぁ?」 気弱な学生「ヒィィッ!!」 ここは駅である。気弱な高校生が他校の高校生、リーゼント・チビ・ノッポから絡まれている。 チビ「人の靴を踏むなんていい度胸だよなぁ。」 そう言って、自分より少し背が高い気弱な高校生に腕を回す。 リーゼント「まぁ、靴のことはどうでもいい。」 ノッポ「よっ!心が広い!」 リーゼント「まぁな。」 3人はバカにするかのように笑いだした。チビは気弱な高校生を押して転ばせた。 気弱な学生「それなら、失礼します。学校、遅刻するんで。でわ。」 後退(アトズサ)りして、逃げようとするが、リーゼントから「待て!!」と言われ、立ち止まる。 リーゼント「忌避(キヒ)したくなるのはわかる。別に靴は弁償しなくていいが、慰謝料くらいは貰わなきゃなぁ。そうさなぁ……5万円で。」 ノッポ「5万円って安いなぁ。」 チビ「そんくらいは払えよ!俺達だってそのせいで遅刻すんだからなぁ!」 しかし、靴を踏まれたという事故が発生して10分も待たせてるのはリーゼントらだ。 気弱な学生「そ・そ・そんなぁ……。」 リーゼント「早く出せやァァ!!」 気弱な学生はたじろいで、尻餅をついた。 「待てェェェ!!」 後ろから正義の味方が現れる兆しの声が聞こえた。
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