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リーゼント「あぁ?なんだテメェ!」
「お前こそ誰だ!?」
リーゼント「いや、テメェが誰だよ!!」
「いやいや、お前が誰だ?」
リーゼント「いやいやいや……」
ノッポ「ちょっとちょっと!」
ノッポは正義の味方君との会話のやり取りが、余りにも馬鹿らしくなって止めた。
チビ「とりあえず、誰だよお前は?」
“とりあえず”という言葉でさっきまでのやり取りを白紙に戻そうと聞いてきた。
雷斗「俺は“雷斗(ライト)”だ!よろしく。」
名前“㊥津川雷斗(ナカツガワライト)”
学年“高1”
髪型“スパイキー(ツンツン頭)”
好きな言葉“正義(ライト)”
氣弱な高校生は雷斗の方へ逃げた。ノッポは腕を組みながら考える。
ノッポ(らいと……?何処かで聞いたことあるような……。)
リーゼント「別におめぇの名前なんて聞きたくねぇ!!」
雷斗「いや、さっき興味津々だったじゃねーか。なぁチビ。」
チビ「チビ言うなぁ!!」
ノッポ「とにかく邪魔するんなら殺すぞ!!」
雷斗「うるせぇ。1人を複数でやる奴なんかに、俺を殺せるかッ!!」
すると、リーゼントが雷斗の腕を掴んだ。
リーゼント「誰に向かってもの言ってんだ?わりぃがぶっ飛……ブッ!!」
リーゼントと雷斗はふっとばされた。何者かが雷斗の背㊥を蹴り飛ばしたのだ。
チビ「なんだ?」
ノッポ「大丈夫かぁ!?」
「俺も混ぜてくれよ!!」
すると、今度はロン毛の赤髪の学生がやってきた。さっきの犯人はどうやらコイツだ。
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