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結局、授業が終わった後に本当の事を言い、雷炎コンビは痛い目に遭った。俺から見れば「泣きっ面に鉢」だが、炎美は何故か逆ギレ。炎美と理佳は喧嘩している。「竹屋の家事」と言っても過言ではない。別に相手の欠点を言ってるわけではなく「バカ」や「アホ」など悪口を言っている。
流石に俺は理佳の「柳眉(リュウビ)を逆立てる」様子、を伺い、すぐ様自分の席に戻った。
そして、俺の元へと礼奈も逃げてきた。
礼奈「大変だね。」
とニコリと笑いながら言うが、本当にそう思っているのか?と問いたくなるほどだ。
周りの数人の男子も俺のところに来て少し喋った。
「俺も怒られたい。」
勝手に怒られればいいと思う。とまぁ、理佳はクラスではダントツで明るい女子高生Aのポジションにいる。
これが、俺達の迷惑な1⃣日。でも、もっと刺激が欲しかった。街㊥で喧嘩なんて1⃣ヶ月に1⃣回くらいで、大抵は俺達“雷炎コンビ”の恐ろしさを知って逃げるものばかりだ。
そんな時に思った。
雷斗(……刺激が欲しい。)
俺は肘をついて窓を覗いていた。
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