痴話喧嘩が愛を成長させる🎵

3/6
28人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
結局、授業が終わった後に本当の事を言い、雷炎コンビは痛い目に遭った。俺から見れば「泣きっ面に鉢」だが、炎美は何故か逆ギレ。炎美と理佳は喧嘩している。「竹屋の家事」と言っても過言ではない。別に相手の欠点を言ってるわけではなく「バカ」や「アホ」など悪口を言っている。 流石に俺は理佳の「柳眉(リュウビ)を逆立てる」様子、を伺い、すぐ様自分の席に戻った。 そして、俺の元へと礼奈も逃げてきた。 礼奈「大変だね。」 とニコリと笑いながら言うが、本当にそう思っているのか?と問いたくなるほどだ。 周りの数人の男子も俺のところに来て少し喋った。 「俺も怒られたい。」 勝手に怒られればいいと思う。とまぁ、理佳はクラスではダントツで明るい女子高生Aのポジションにいる。 これが、俺達の迷惑な1⃣日。でも、もっと刺激が欲しかった。街㊥で喧嘩なんて1⃣ヶ月に1⃣回くらいで、大抵は俺達“雷炎コンビ”の恐ろしさを知って逃げるものばかりだ。 そんな時に思った。 雷斗(……刺激が欲しい。) 俺は肘をついて窓を覗いていた。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!