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連休も終わり、周囲は冬支度を始めてきた。
あれからも、ミホとは連絡を取り続けていたが、お互い忙しいこともあり、他愛もない会話を交わすだけだった。
それでも俺は幸せだった。
亡くなった彼女達の事を想うと胸が傷んだが、きっと彼女なら俺の幸せを喜んでくれるだろう。
優しい人だったから……
俺は、少しでも自分を変えていこうと思い、ボクシングを始めることにした。
今度こそ大切な人を守るため、肉体的にも精神的にも強くなれるように。
俺は、ミホにも気持ちを伝えることにした。
『俺、ボクシング始めたんです。もっと強くなれるように。』
ミホはびっくりするだろうな(笑)
「♪~♪~♪」
返事がきた。
「無理しない程度で頑張ってください(笑)」
『絶対に約束します!俺…貴女を悪い奴から守るから!必ず守ってみせます!』
俺は、一気に伝えることにした。
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