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『待たせた!』
「遅せえよ!3分遅刻だ(笑)」
『細けえなぁ(笑)』
「まっ、とりあえず店に入ろうや♪」
最近仕事が忙しく、祐太と飲みに来るのは本当に久しぶりだった。
最初は互いの友人達の話題で盛り上がっていたが、段々自分達の話題になっていった。
「俺のことよりお前はどうなんだよ?」
祐太が聞いてきた。
『実は……』
俺は、今までのこと、そして告白して返事が来ないこと、全てを話した。
「そっか……案外返事もう来てたりして(笑)お前、ここに来てから1回も携帯見てないだろ?」
『……まさか(笑)』
そう言って携帯を開いてみる。
『………』
来てるはずがなかった。
「なんだ、来てないのか……」
祐太がつまらなさそうにビールを注いだ時だった。
「♪~♪~♪」
ミホからだった。
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