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俺は毎日が幸せだった。
彼女を亡くしてから、こんなにも生きていることが幸せだと感じたことはなかった。
そんな風に思わせてくれたミホに今では感謝している程だ。
お互いの気持ちを確かめあってからも連絡は取り続けていた。
しかし、未だに一度も逢ったことはなかった。
俺は俺で仕事が忙しく、ミホは学生ながら国家試験を控えた身で大変な時期である。
『いつかは逢いたいんだけどなぁ……』
そう1人呟きながら、今日も仕事に追われていた。
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