2人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
夜中とはうって変わり静かな朝がマヤ村に訪れた。
シオンは小鳥のさえずりにより目を覚ました。
大きく口をあけアクビをする。
ふと、シオンは昨日のことを夢だと思った。しかし、その考えは目の前でこちらをその大きな目で見るドラゴン、ガルバにより砕かれた。
「目覚めはどうだ?」
「地べたに寝たのに良いわけがないだろ!いままで家の汚いベットは最低だと思ってたが今じゃ羨ましいくらいだ!」
「何事も慣れよ、なんせ今のお主の状況を考えてみるがいい。まだ昨日のように大の字で寝れるだけマシよ」
ガルバはシオンに軍が敵だと言うことをうまく再認識させた。
最初のコメントを投稿しよう!