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『おまたせ~』
美・由「ありがとうございます。」
『二人は高校生?』
そう言ってお店の人は近くの椅子に座った。
美「はいっそうです。
やっぱり分かります?」
『うん!緊張してるのが伝わってくるからね』
由「そうなんです。美麗はここの大学を受験するつもりだから朝から緊張ばっかで…(笑)」
『美麗ちゃんって言うの?』
美「はい。久遠美麗といいます」
『可愛い名前だね。俺は青芝 俊だよ。経営学部の4回生。そちらの彼女は?』
由「高島由香利。美麗とは腐れ縁。」
俊「腐れ縁なんだ(笑)」
美・由「だってね~」
俊「だって何?なんか意味深でめちゃ気になる。」
美「私と由香利は小・中学一緒だったんですけど中3までめちゃ仲が悪かったんです。」
由「そうそう!半端なくね(笑)」
俊「うそ~! めちゃ仲良く見えるけど!?」
美「ちょっとしたきっかけで今では一番の親友なんです」
由「あの頃はこうなるって想像出来なかったもんね~」
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