3人が本棚に入れています
本棚に追加
ポム「なんだこの山は」
ポムは初めてノコギリ山を見て驚いた
山は小さい尖った岩で覆われていて
踏んでしまったら靴を突破り
足に間違なくない刺さるだろう
オッキはポムを肩に乗せ平気で歩いていく
ポム「オッキ大丈夫なの?」
オッキ「大丈夫だよ、オラたち巨人はポムたちみたいなやわな作りでねぇだよ」
そう言ってポムを肩に乗せドンドン歩く
オッキ「ポム、オラが来れるのはここまでだ、ここからは岩が大きくてオラたちには歩げねぇが、おめぇなら岩の隙間を割っで歩ぐ事ができるだろう」
そう言ったオッキは手のひらにポムを乗せ下に降ろした
ポム「ありがとうオッキ、僕は一生オッキの事は忘れないよ」
オッキ「なに大袈裟言ってんだ、またいつかすぐに会えるだよ」
ポム「そうだね、また会えるよね必ず」
別れの時オッキは小さな鈴を手渡した
オッキ「これは狼よけの鈴だ、ノコギリ山には狼がたくさんいるがら、それを鳴らすだよ」
ポムは鈴を受け取り涙ぐみながらオッキに背を向け歩きだした
最初のコメントを投稿しよう!