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そして今俺は違う国にいる気分だ。
アビ達がフィリピンの言葉で会話をしている。当然のことだが俺には全く理解できない。分かることといえばなにか三人ともしかめっ面で話していてチラホラ話の途中に人の名前が入っていることだ。おそらくみんなで愚痴でもこぼしているのだろう。
しかし俺は何処へ行くか気になったから話の腰を折って悪いとは思ったが…
勝「なぁなぁ~今何処に向かってるかわかる?」
アビ「ム~カッテる?」
勝「あ~えっと~ド・コ・ニ行ってるかわかる?」
アビ「ア~ア~ゴハンタベル↑」
(ジェスチャー混じりで…)
『それは分かってるけど皆も行くの?』や『飯食いは分かってるけど俺が聞きたいのは飯食いに何処にいくの?』と聞きたいことはまだいろいろあったが伝えるのに苦労しそうだったから俺は
勝「あ~そう分かった」
と会話を止めてしまった。
するとアビ達はまたフィリピンの言葉で話だした…。
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