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それから5分位して目的地に到着した。そこは24時間開いてるうどん屋だった。ここまで来て俺はようやくだいたいの事を理解した。
そして俺は車を止めて女の子を下ろすと自分は降りずに何かを探すふりをしてアビ達には先に行くように伝えた。するとヒロくんが皆を先導してゾロゾロと入って行った。
この時どうしても一緒に入っては行けない理由があった…。
それは知ってる奴がいないかどうかだった…。
あくまでもここは地元で田舎だから世間は狭い…。ましてや友達はだいたい学生がほとんどだからいくら今が夜中3時過ぎだからといってもいる確率はけっこうある…。
俺は店の回りをグルリと一周して誰も顔見知りがいないことを確かめた後恐る恐る店の中に入って行った。
するとお店の人の「いらっしゃいませ~」の言葉をかきけすようにアビの「ショウ~オソイ~」と言う叫び声が飛んできた。
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