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「…ふぁ…っン……ぅ…」
舌が絡まりくちゅくちゅと小さな水音がたち、目元が熱くなるのが分かった。
しっかりとスズにしがみつき、ぎこちないながらも必死に舌に吸い付いたり、唇を食んだりする。
「…ん…ッ……ふ、ぁあっ…!」
甘くて深い口付けに夢中になっていると、突然パジャマ越しに胸の突起を摘まれてびくんと体が揺れた。
その衝撃で、唇を離してしまう。
「す、スズ……?」
「……うん……?」
「……あの…その…」
「……欲情した。……駄目か?」
スズのストレートな言葉につい真っ赤になってしまう。
恥ずかしいけど、でも……
嫌って訳じゃなくて……
「……だ…めじゃ、ない……」
気付くと俺はそんな事を言ってしまっていた。
始めは驚いた顔をしていたスズだけど、直ぐに柔らかい表情に変わる。
目を閉じると、再び唇が重なった。
「っ…んぁ、あッ…!ぁ、くぅっ…」
震える自身はスズに咥えられ、後ろの蕾には二本の指が挿入される。
前後から与えられる激しい快感に堪らず、瞳から生理的な涙を溢れさせながら足を震わせた。
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