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流風くんのお父さんはいつも帰りが遅い。
と、いうより家に帰って来ないの。
トラックの運転手なんだって。
だからいつも晩飯は流風くんとお母さんの二人で取るの。
まぁ、その時に私もご飯を食べるんだけどね♪
「ごちそうさまでした。」
と流風くんは両手を合わせると、自分が使った食器をまとめ、キッチンの流し場に持って行った。
「マロン。食べ終わった?」
「にゃあ~ιι
(もうちょっとで食べ終わるのιι)」
と上目遣いで流風くんを見ると
「ゆっくり食べな。」
と流風くんは優しく私の頭を撫でてくれた。
流風くんは二階に行っちゃった。
私は急いでご飯を食べ、流風くんの後を追った。
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