12人が本棚に入れています
本棚に追加
「母さん、ただいま。」
「お帰りー」
って言いながらも流風くんの方を全く見ようとしない流風くんのお母さん。
「全く良く毎日TV見てて飽きないなιι」
「飽きちゃったらつまらないじゃない。
あっ!流風。
ソコの棚から醤油煎餅、取って。」
とお母さんに言われた通りに棚から醤油煎餅を取って、お母さんの所へ持って行く流風くん。
「んなTV見て、煎餅バリバリ食べてると、その内太るぞιι」
「別に太ってても夕夜くんはお母さんを嫌わないもーん♪」
「どうだかιι
マロン。こんなメタボ一直線の人なんかほっといて俺の部屋に行こうぜー。」
と、再び私を抱っこして二階へ続く階段を上る流風くん。
夕夜って人は流風くんのお父さんなの。
“賀川 夕夜 カガワ ユウヨ ”
っていうの。
流風くんのお父さんはのほほんとして凄く良い人なの♪
.
最初のコメントを投稿しよう!