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なんか今日は、これで十分かも…
こうして抱き合ってるだけで、なんだか満足だった。
腕の中にいる彼女が、小さくて…可愛くて…
これ以上、してもなぁと思ってしまう。
腕で柔らかく包むと、不思議そうな顔をした。
「怜、あたし大丈夫。いいよ、動いて」
「だって、痛そうじゃん」
平気、と笑顔を見せる彼女。
なんか、気がひける。
入れるだけでこんなに痛かったのに、動いたら痛いに決まってる。
でも、まぁ動きたくないわけでは無かったけれど。
「ね、してみて。これしないと、気持ちくならないんでしょ」
彼女は結構冷静だ。
「そうだなぁ、雪絵ちゃんも気持ちよくなってほしいよなぁ」
彼女の胸を両手で包んでみる。
俺の大きい手でも、やっと包めるくらいの大きさ。
化粧がおちた童顔に、この胸は…やばい。
下から見上げるこの娘に、声をかけてよかった、と思った。
ちゅ、と口付けてから、じゃあ、少し動くよ、と言う。
彼女は、下唇を噛んだ。
「あ!…あ!あっ…」
断続的な動きに合わせ、彼女の声があがる。
苦痛の表情が、痛々しい。
中はきつくて、俺自身も窮屈を感じた。
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