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彼女の唇は少し冷たく感じた。体が冷えたのかもしれない。
口腔を犯しながら、腰に回した手を、そっと臀部に移動する。
そっと撫でると、声が漏れた。
「怜…怜…」
名前を呼ばれて、俺は興奮する。
彼女の声は甘く、艶やかで、俺の男の部分をくすぐってくる。
「何その声…やらしい」
スカートを捲る。
下着のレースの部分を指で感じると、更に興奮する。
「やらしい下着、つけてるでしょ」
違う、と彼女は言った。
「ね、怜…人が見てるよ」
「関係無いよ、そんなの」
「だって、こんなこと…いけないことだよ」
彼女は捲ったスカートを、元に戻そうと必死だ。
「少しだけ、だよ。少し触りたいんだ」
いいでしょ?と言って耳を噛んでみる。
「あっ…」
「雪絵ちゃんこそ、声出しちゃダメだからね」
ふるふると震えて、可愛く頷く。
丸い胸を、服の上から撫でた。
びくっと反応し、それから小刻みに震える。
声を出してはダメと言ったことは、彼女にとって興奮する要素の一つになったようだ。
吐息だけが、俺に聴こえてくる。
たまらなく、可愛かった。
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