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どうすればいいの、と艶っぽい声で聞いてくる彼女。
「じゃあまずは…胸に、手を入れてみて」
ざかざかと、衣擦れの音。
「入れてみたよ…」
ちゃんと先っぽを触るんだよ、と教えると、少し息遣いが変わったように思える。
「感じる?」
うん、と言う声は、小さい。
なんか、恥ずかしいよ、と言う彼女が、可愛くて仕方がなかった。
「どんなになってるの、雪絵ちゃんのそこ」
「どんな、って…」
分かってるけど、聞きたいんだ。
「立って…る…」
はぁ、と吐息を漏らして、そう答えてくる。
「やらしいね…」
俺は、自分のを揺すりながら、雪絵ちゃんの声に酔いしれる。
彼女が、自分を触る様を、想像しながら。
「自分で触ったりしないの?」
そう聞くと、触っても気持ちよくないでしょ、と返ってくる。
「今は?」
「気持ち…いい」
俺の声で興奮してるんだ、と囁くと、やだっ、と声がした。
「ほんとは、雪絵ちゃんがすごくえっちだってこと、俺が一番知ってるんだから」
怜…と、吐息混じりに囁いてくるのを、俺は自分の快感として受け取る。
独りでするときとは全く違った快感。
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