君がため

1/2
前へ
/38ページ
次へ

君がため

「君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな」 あなたとお逢いできるなら、けっして惜しくはないと思っていた命までもが、こうしてあなたにお逢いできたあとになると、長く生きてありたい命だと思うようになったことです。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加