来ぬ人を

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来ぬ人を

来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに やくや藻塩の 身もこがれつつ (いつまで待っても来ない人を待っている私は、松帆の浦で夕なぎのときに焼くという藻塩のように、燃える熱い思いに、身もこがれるほどに苦しんでいることです)
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