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『そう…中々会えなくなる…』
「言わないの？」
パスタをフォークでクルクルと巻きながら私は頭を抱える。
好きだと伝えて…結果がダメだったら？
今までみたいに笑いあえなくなったら…？
<ちーちゃん>って呼ぶ声を聞けなくなったら…？
怖くてそんなの考えられない…。
私の気持ちに気付いてるかもしれないのに、何も言ってこないサクを見ると見込みはないんだと…
そんな気がして告白する勇気が出ないってのもある。
結局、結果の出ないまま昼食を食べ終え、私と彩は駅ビルの中に入り再び買い物を始めた。
サクに言われたお土産を意識しながら、片目でサクの好きそうなモノ・似合いそうなモノを探す事も忘れずに。
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