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私は捲り上がったスカートを元の位置までおろしながら、部屋に響くベルトの音を聞いていた。
「千鶴も好きだよな」
『ん?』
「セックスだよっ!! こんな朝からとか…飢えすぎだろ…」
『あぁ~。だって、解消されないんだもん…』
「お前の欲求は底無しだな…いつでも呼べよ。
俺が解消さしてやるから!!」
亮は、私の肩をポンポンと叩きながら得意げな顔を浮かべて言った。
思わず笑いが零れる。
『解消されないって言ってるでしょ? マンネリ…? う~ん…違うな…。
解ったっ!!! 亮、下手くそなんだよっ!!』
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