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G『さむっ』
スタジオから出て僕は外気の冷たさに震えた
あぁ…
こんな寒い夜には
君を抱き締めたい
暖め合いたい
せめて声だけでも…聞きたい
せっかちな僕はそう思ったと同時に携帯を手にした
G『もりもり?』
「なぁにガク(笑)」
君の声はいつも優しくて、僕の心をも穏やかにしてゆく
G『最近一段と寒いけど風邪ひいてない?』
僕と一緒で部屋ではあまり布を纏わない君だから
心配になる
「大丈夫っ」
G『ちゃんと服着てる?』
そう言いつつ、僕は君の魅力的な鎖骨やウエストを思い出してたり…
「ぅん♪…ふふっ。今何考えてたのか当てちゃおっかなぁ」
ぇっ//
「なんてね♪もし今夜来れたら沢山暖めて…凍えちゃう。なんて思ったのは私だけ?」
G『ぃや//…必ず行くよ』
'ガクじゃなきゃダメなんだから'
僕の天使は素敵な言葉を最後に囁いて電話を切った
さぁ、早く君の元へ行かなくちゃ
二人共
凍えてしまう前に…
*fin*
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