君がいてくれたから

裏切り

一瞬、芳樹の言葉を疑った。
なんで芽依ちゃんが？
しかも美味くてって…
芳樹は私の料理食べても何も言わずに無言で食べる…
美味しいのかまずいのかわからない…
「碧さんごめんなさい。勝手台所使って！芳樹さんお腹すいてたから」
「いいんだよ！碧の帰りが遅かったんだし。芽依ちゃん料理美味いし」
「え～じゃあまた作りますよ」
二人は私の存在を忘れて話しているかのようだ…