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「そんなことより修二 今日の晩ご飯なんにする?」 いきなり この空気を変えるように母は言った 「ん~なんでもいいよ」 俺はいつものように答えた 「それじゃなんか作っとくから早く帰ってきなさいよ…」 母は一転して寂しそうに言った それだけ言うと母は手を振ってどこかへ行ってしまった また母の姿が小さくなっていった
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