住んでた家の話②

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しかし、実家の中でもぶちの部屋がひときわ通り道になっててやな感じでした。やっぱり作りが良くないんです。   天井は白いのに壁は黒っぽい(正確には焦げ茶の木目の板?)元々狭いけどよけいに狭く感じる、圧迫感のある部屋でした。   十代には引きこもりになり、二十歳前後にはしょっちゅう金縛り&不思議現象に遭遇してたという精神的にキツい部屋でしたね。     夜にウトウトしてるとふいに動けなくなり…ベッド横サッシ(網戸にして半開き)に背を向けていたら網戸の向こうに人の気配がする…二階なのに。   そこへ 「おい…もう4時だぜ?」 という男の声が。   金縛ってるし意味分からないしでビビりまくるも声も出せず…   そこへ網戸が閉まってるはずなのに、男は手を延ばしてぶちの腰に手をかけた…!     ヒィィッ!! ∑( ̄Д ̄#)   その瞬間、金縛りが解けて飛び起きた。   静まり返った暗い部屋には誰もいない。外にも。網戸も閉まってる。   時計を見たらまだ2時半?なんで4時よ?ワケわからんわ。   ……。   2時半…丑三つ時? ( ̄▽ ̄;)       次はもっと早い時間での出来事です。
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