幼少時の思い出

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ぶちの生まれ育った実家は昔からいろんな事がありました。   小さい頃は誰もいない真っ暗な部屋や家族が寝静まった深夜なんかに…よく不思議なモノに遭遇したものです。   今でもあれはなんだったのか…寝ぼけてただけなのか…寝てない時もあったんでなんとも言えませんが…。     子供の頃、家族で川の字になって寝てたんですが。ある晩、ふと目を覚ましたぶち。なにか気配を感じて部屋の奥の襖の方を見ると…白い着物を着た長い黒髪の女の人が立っていました。その時はとにかく怖くて隣に寝ている母の背中にしがみついて震えてました。 あの時はそんなに寝ぼけてはいなかったんで意外とリアルに覚えてはいますが。今、考えるとなんであんなベタな幽霊を自宅で見たんだろう(^_^;)     ベタかどうかはわからんがこんなモノにも遭遇しました。   夜、誰もいない真っ暗な部屋へ行ったら何かがタンスの間からひょっこり頭を出してこっちを見ていました。暗闇にシルエットだけが見えたんですけどおかっぱ頭の子供のような、カッパそのものなのか…どっちにしても不可思議です。どう見てもそれはタンスの隙間から顔出してるんですから。   でも確かなのは座敷童ではないってこと。だって、ぶちの家すんごい貧乏だったから(;_;)   もしかして…貧乏神だったのかな?(泣)
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