さよなら、僕の。

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火葬か、埋葬か、迷ったんだよ。   でも、火葬は、暑がりな君は嫌がるだろう?   だから、今。   二人で見上げていた桜の木。   その根元で、祈るよ。     ずっと離れずに君と居る。   今からそこに行くから、だから   ずっと僕だけ。   僕だけの。      
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