電話

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「朔ちゃん。今日の体育のバスケ、カッコ良かったよ」 『マジ?』 「うん。みんな言ってた。すごい上手いねって」 『やべー。モテ期到来しちゃうんじゃねぇ?』 「それはナイから安心して」 少しムッとしながら言う。 『妬くな妬くな。俺が一番好きなのはお前だから』 「…」 『あ、照れたな?』 ニヤッとした朔ちゃんの顔が浮かぶ。 「違うもん!私の一番は朔ちゃんじゃないからねっ」 『あっ、ひでー!』 「ウソウソ!朔ちゃんが一番!」 私達は話題が尽きることがない。 朔ちゃんと話すのが楽しくて、つい時間を忘れてしまうのだ。
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