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コマ劇場の前を歩いていると一人のホストが声をかけてきた。
私はびっくりしてしまった。
Newsの小山君に激似ではないか!!!
彼は一生懸命お店の説明をしていたけれど私はガン見してた。
「いや…あの見すぎなんですけど(笑)照れるから。」彼は言った。
「ごめんっってか小山君に似てるねぇ」私はやっぱりガン見で言った。
「よく言われるし」
嫌そうに答えた。
ジャニ系が好きな私は一撃で気に入ってしまった。
20分くらい話して「他探していいのいなかったら君の所へ行くよ」めぐが言った。
「あの子可愛かったねぇ」
二人でそう話しながら数メートル歩いてキャッチに捕まってみたけれどイマイチだった。
後ろを振り向くと寂しそうに彼がこっちを見てた。
「あの子の所にしよっか!!」私たちは顔を見合せ、彼のいるとこまで行き「君のとこにするよ!!」と言った。
「本当に!!?嬉しい!!!」
彼は笑って喜んでた。
やっぱり可愛いと思った。
「友達が君の事お気に入りみたいだよ♪」めぐがそう言うと「まぢでっ!嬉しいっ!」と私のバッグを持ち「じゃぁお店に電話しちゃうね」と言った。
三人でお店のあるビルまで向かった。
初めてのホストクラブに私は期待と楽しみでドキドキした。
そう、これがすべての始まりだった。
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