自己陶酔

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相手を否定する人は一概に自分の主張こそ理想,これ以上はないと心の奥底で考えている場合が多い。こういう人は「自分のは優れている(自己陶酔)」に陥っているため,相手の考えを否定するが,「論理的な否定」はしない。無条件にその必要はないと決めつけているからだ。つまりこういう人を相手に議論をすると,向こうは好き勝手に主張するが,こちらの何が悪いのか指摘されないため,何の進捗もない。むしろ挑発的・高圧的とも取れる相手の姿勢により険悪な空気になるだけである。建設的進歩はそこにない。
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