1/1
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ

それからというもの、 僕は 見違えるぐらい 明るくなったと思う。 それは この姫羅のおかげだ。 愛するもの 守るものができて 僕は 気づいた。 僕は必要と されている事… この世に必要と されない人間など いない事… そして 愛することの意味。 姫羅が居て 本当によかったと思う。 僕は今 心からそう思う。 『ありがとう。姫羅。』 『なぁに?? 急に。』 笑みを浮かべる姫羅。 …僕は幸せ者だな。 『何でもない。』 『ほら虹だ。』 『え?? …本当だぁ。』 その虹は 青く澄み渡った空に 綺麗にかかっていた。 僕はそっと 姫羅にキスをする。 これからも 愛し続けると 胸に誓って…。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!