―Prologue―

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(おい…なんだよ?このメールの量は、俺はほとんど登録とかしてないから出会い系とか全く来たことはないぞ!!) 俺は何が何だかわからなかったが、妙な気持ちの高ぶりもあった。 見てはいけない気がするけど、見てみたい気持ち…。 しかし、その気持ちは淡々と流れるニュースによって少し萎えてしまった。 「脊髄損傷の自殺なんて聞いたこともありませんよ。効率が悪すぎます。ただ、自殺の可能性も0ではないでしょう」 「そうですね。関係あるかわかりませんが、このような死を予期する?ようなチェーンメールも流れてますからね。あっ、このようなチェーンメールが来ても気にせず削除してくださいね」 このニュースで俺は大量のメールがチェーンメールだと確信した。 (でも…気になるな。見てみるか。) 俺は僅かな好奇心に負け、メールを開いた…。 いや… 開いてしまった…。
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