Vol.01 新メンバー

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続いて女の方へと視線を移す。 「………」 自分に集まる視線を完全に無視して、偉そうに腕を組んだまま横を向いていた。 全く俺達を見ようとはしないその態度に腹が立つ。 「おま「ドラムの響 泉さんだよね?」 怒鳴りつけようとした俺の言葉を遮って和泉が言った。 「…そうだけど?」 開かれた口から憎ったらしく出る。 っていうか、いずみだと?! 俺は和泉が持っていた資料を奪い取るとパラパラとめくってみた。
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