ある日の朝から

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う~ん… 何か…布団が重いな… 風邪ひいたかな… 頭痛いし… それに…妙に天上が高い… 僕の部屋…小さいからな… なのに… キョロキョロ… 広く…高いな… まだ夢の続きか… 熱で頭がどうかしたか…だな とりあえず起きるか… バサッ… ・・・? 僕のベット、こんなに長いっけ? 布団も余裕がありすぎでしょ? おかしいよね…夢…なのかな… ポリポリ…ポリポリ… 僕はとりあえず頭をかいた あれ? 僕…あまり爪は長くないから かいてもポリポリはいわない… 僕は自分の手を見てみた 小さい手だな… 何か爪が長くなってるし… オマケに愛らしい 「ニクキュー…」 自分の手の感想 愛らしいニクキューか… プニプニでいいよね~ 癒され・・・る? ニクキュー… ニクキュー? ニクキュー?? ニ・ク・キ・ユ-?? …ニッ、ニクキュー!? 「ぼぼぼ僕!?人間だよな!?」 僕は自分を見ようと思い 慌ててベットを降りようとした だけど… あれ…? 床に足がつかない? いつもなら直ぐにつくはず… 僕は自分の足を見た 「!?」 う…嘘だろ… ごしごし… 僕は目をこすり もう一度よく見てみた… 祈りを込めて… 「も…戻ってない…嘘だ… 僕…の…足が…」 夢なんだ!! もう夢しかありえない!! だって…だって!! 「僕の足が…こんなに短足に… 灰色の毛むくじゃらに…!?」 僕は最後の希望をたくし ベットを降りようとした そして鏡を見よう 僕の予想がハズレるように…
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