19才

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  ザッサー  「・・何・・?」 足元に何か転がってきた気配。 ちらりと右下を振り向くと 「パーラメント」 タバコの箱が。 「しらんふり・・しらんふり・・」 早足で歩く。   ザッサー 「・・・ぅぅ何?」 又同じようにタバコの箱が わたしの足元へ。 エスカレーターに乗り込む時に クルリと振り向く。 わたしより数メートル後に 黒ずくめのガタイのいい男が 三人立っている! 「怖えぇ・・・」 わたしは流れて来たタバコを無視し とっととエスカレーターに飛び乗った。
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