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麻衣は優香に包丁を向けながら奥の部屋に連れ出した
奥の部屋に二人は入った そこは母親の寛子の部屋でなくなってからは納戸にしていた
薄暗く物がいっぱいおいてあるのか狭く感じた
「あたしを…どうするの…」 優香は恐怖にさらされていた
麻衣は包丁を棚に置いた
「別になにもしないわよ ただこれから言うことを聞けばだけど…」
「その前にいいものみせてあげる…」
麻衣は優香の顔にいきなりスプレーを吹きかけた
「ぎゃぁーっーー!」
優香は目をあけられない
「目がぁ――!何を!?…何をしたの!!…」
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