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烈は街へ着き地元の商店街を歩いていた…
八百屋「おぉ!!烈ちゃんじゃねーか!!」
花屋「烈ちゃんお帰り!!なんだい!!言ってくれたら烈ちゃんの所に花輪でも出したのに!!」
魚屋「おぅ!!烈ちゃん!!石鯛の良いのが入ったんだ!持ってくかい!!」
街の住人は烈の帰りに歓喜した!!
烈の父、先代の柳澤快は地元を愛し、常に地元に貢献していた。
街の人望が厚く、烈は街の人望と共に柳澤組を受け継いだのであった…
烈「やっぱ地元の空気は美味ぇや!!」
…烈が本当に可愛がっていた、あの事件の被害者の1人で有るサチコの墓の前に訪れた。
高台にある綺麗な霊園にサチコの墓は有った…
烈はサチコの墓前に手を合わせ、静かに呟いた…
烈「サチコ…全て終わったぜ。ゆっくりと眠るんだ…
そして俺はこれからもこの街守って行くぜ…
もぉ誰も悲しませはしねぇ…」
烈の住む街に平穏が訪れたと思われたが、街の住人も烈も、これから起こる更なる惨劇など予想すらしていなかった…
あの惨劇を…
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