その男の名は…

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  シンタ「兄貴!!烈兄ぃぃ!!大変だぁぁ!!トオルの奴がぁぁ!!」     「何ぃ!!どうしたぁ!!…」     その低く野太い声の持ち主、その男の名は…   全日本桃李会系 柳澤組 三代目組長   柳澤烈(やなざわ れつ)   身長183Cm 体重93Kg   大柄で年齢こそ若輩で有るが、父である二代目¨柳澤快(やなざわかい)¨を四国笹塚会との抗争で失い、急遽三代目を受け継いだ男である…   その大柄な体から繰り出される拳は、岩をも砕くと恐れられ、武器を持たず、己の拳のみで戦う姿は¨鬼神¨と称された…       シンタ「烈兄ぃ!!トオルの奴が中村組の奴らに!!」     烈「よしわかった!!トオルを助けに行くぞ!!お前ら武器は持つんじゃねーぞ!!」   烈は話を聞くと机から飛び立ち、事務所から飛び出した!!     四国笹塚会系中村組… 全日本桃李会では御法度とされる、薬物の密売を収入源する凶悪な暴力団組織である。   柳澤組が納める街で薬物を売りさばく情報を掴み、柳澤烈の舎弟トオルに麻薬密売組織を調べさせる為に情報調達に出していた…   烈は若干6名の組員を連れ、中村組のアジトへ向かうのであった…  
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