その男の名は…

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  中村組のアジトは町工場が並ぶ、地域の一角にあるマンションの中にあった     シンタ「兄貴!!ここです!!」   烈「よし!!お前等行くぞ!!」     烈等は駆け足でマンションの中に入って行った…     …その頃中村組のアジトの中では…     中村組の組員によって拉致された、烈の舎弟のトオルが尋問を受けていた…   組員「おらぁ!!言わんかい!!なんで事務所の前をうろついてた!!言わんかいコラァ!!」   トオル「う゛ぅ!!へ!!知らねーな…俺はただ暇つぶしに歩いてただけだよ…」   組員「おめぇは柳澤組の奴って事ぐらい解ってんだょ!!殺されたく無かったから素直に吐かんかい!!」   中村組組長「よぉ!お前さん柳澤組組長の舎弟なんだってな!!こっちでも調べはついてるんだょ… おたくは麻薬はやらねぇそーだな?? この時代に密売やらねぇ方が馬鹿なんだよ!! こんなお金になる商売は無いからねクククク…」     トオル「うちの兄貴は麻薬なんぞ許さねー!!兄貴は絶対にお前等を潰しに来るぞ!!」     中村組組長「雑魚はほざいてろ!! 柳澤組二代目組長柳澤烈か… あの親の七光りのボンボンに何が出来るっつーんだょ!! おめぇバラして海に沈めるぞこらぁ!!」     その時…     ドカァァァァン!!!!     物凄い音がした!! なんと!堅く冷たい金属のドアがぶち破られ、ドアがマンションの部屋まで吹っ飛んできた!!!     「柳澤組じゃぁぁ!!!! トオルを返えさんかい!!!」     烈がアジトに踏み込んできた!!!  
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