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烈の真の目的は、全国に網を張る強大な麻薬組織の壊滅であった!!
すなわち父、柳澤快の仇、四国笹塚会の壊滅で有る!!!
中村組組長「へ!!おめぇ一人…ただの馬鹿力で四国笹塚会を壊滅だぁ??わ、笑わせんな!クククク…」
…烈は何も言わず中村組組長を壁際まで追いつめた!!
中村組組長「お、おい!!話し合おうじゃねぇか…話せばわかるだろ!!
な?な??」
…烈は静かにまた一歩近寄る…
烈の吐息が激しくなってきた…
中村組組長「なぁ!た、頼むよ!!見逃してくれょ…俺はお前の島から出ていくからさ…な??」
…烈と中村組組長の、顔と顔の間の距離が20Cmぐらいになった…
中村組組長「ちくしょぉ~!!
お前みたいなボンボンに何が解るぅ!!
お前は若いうちから苦労など、ろくにしてねぇだろうが!!!
俺はなぁ親に捨てられ、孤児院で生きて!!!!
その日に食う飯すら精一杯だったんだょ!!!!!
そんな俺を拾ってくれたのが笹塚会長だ!!!!
てめぇみたいに!!ぬるま湯で生きてきた男なんぞに、俺の気持ちが解るのかよぉ??」
烈の目が変わった!!
烈「男の、…はぁ…はぁ…」
烈「男の価値はなぁぁ!!」
烈「生まれとか育ちじゃねぇぇぇ!!!!!!」
烈「生き様だぁぁぁ!!!!」
ズドォォーーーン!!!!
その瞬間、物凄い音と共に、烈の拳は中村組組長の顔面にめり込んだ!!!!
中村組組長の頭は後ろの壁にめり込み、壁の破片がパラパラと、そして中村組組長の大量の血が流れ出した…
決着がついた…
…すると外からパトカーと救急車の音が鳴り響く!!
総勢15台ものパトカーが駆けつけ街は騒然となった!!!
…烈は警察に手錠をかけられ連行された…
とある刑事が烈に訪ねた
刑事「おい!!あんた…こりゃ…爆弾でも使ったのかね??」
烈「へ!!使わねぇょ!!そんなもん!!!!」
この事件で烈の名は、全国に知れ渡る事になった…
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