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放課後、5人で教室で話をしていた。
美樹も紗江子も一言も口を開こうとしなかった。
最初にこの沈黙を破ったのは藍だった。
「紗江子はどうして美樹に内緒にしてたの?」
「…美樹に内緒にしてくれって言われてたから。」
尚斗もずるい男なのかもしれない。
「だからって普通友達の彼氏に二人であえる?」
美樹は昼以上にキレていた。
「…ごめん。」
「謝って済む問題じゃないでしょ!」
美樹は今にも殴りかかりそうな勢い!
「尚斗は美樹がすぐに怒るしわがままな所、一方的な会話と態度が嫌いだって言ってたよ。」
冷静に話出した紗江子も負けていなかった。
美樹は何も言えず握り拳を作って怒りに震えていた。
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