文化祭

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美樹も雅紀くんとならきっと幸せになれると思う。 「美樹の事よろしく頼むね!!」 「おぅ!任せとけ!!」 頼もしい返事をする雅紀。 「私も応援するからね!!」 『ありがとうな。 たまに相談に乗ってな。』 「うん!!いいよ。」 私はまさきくんはタイプではない。 それに好きな人がいるし大丈夫。 私たちは番号を交換していたら美樹と奈緒美が帰ってきた。 美樹の目はまた赤くなっていた。 「美樹ちゃん大丈夫?」 雅紀くんは真っ先に美樹に近寄っていった。 尚斗と紗江子は仲良く話ていたが、尚斗は奈奈緒美の姿を見付けるなり紗江子の手を振りほどき奈緒美の側に来た。 「ちょっと話できる?」 「??……うん。」 奈緒美はビックリしながらも尚斗と廊下にでた。 紗江子はその様子をずっと睨みつけていた。 こんな女の戦いはいったいいつまで続くのだろう…。 廊下にいる二人の様子を見ながら私は、心の中でつぶやいた。
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