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時計は7時をさしている。聖也達は部屋で食事を
とっていた。そこには
かにと牛肉のすき焼きに
かにのしゃぶしゃぶ、
刺身の盛り合わせ、
山菜ご飯など食卓の
上には山の幸海の幸が
のり食卓を彩っている。
「このお刺身美味しい」
「山菜ご飯も美味しいよ」など
愛達は会話しているのに
聖也はすき焼きの
肉を食べまくって息を
つまらし愛に出された
お茶を一気に飲み干し
息をあらあげ薫に笑いながら「ガキめ」と言われ
「うるへぇ」とかみ
「かんづやんの」とさらに言われ愛や仲居さんに
クスクス笑われていた。
そして温泉に入りのんびりしている間に吸血鬼の
いった時間まで半刻に
なった。二人は笑顔でいたりはするが時々鋭い目で
周りを見ている。
愛達はお土産をさがして
騒いでいる。
愛が聖也に近づき
耳元で小声でしかし
何かを不安げに
「何があるの話して」と
真剣に聞いて来た。
聖也は驚きしかし
やっぱりというように思い「実は」
キャーと女性の鋭い
悲鳴が二カ所から響いた。すぐに聖也が「お前は西側に」するとすぐに
ああと短く返し走った。
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