第1話 決闘都市、開催!

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遊護は観衆を押しのけて金髪少年と対峙し、言い放つ。 「違うね!カードは兵だ。決闘者を守り決闘者の為に闘う、意志なき武器にすぎない!」 金髪少年は己より背の高く、目つきも険しい遊護に怯むどころか怒声をぶつけ返す。 「お前なんかに決闘者を名乗る資格はない…!」 遊護はついに怒りが頂点に達し、吠えた。 「生意気な!そういうことは俺に勝ってからほざくんだね!!」 「上等。お前なんぞでは俺に勝てない!」 二人は叫ぶと同時に左腕を前に構える。 その腕には金属製のプレートが連なった機械が装着されている。 それこそ、決闘者の持つ闘いの盤『決闘盤』である。 「お前、負けたら土下座しな。」 金髪少年は鼻で笑いながら遊護を指差す。 「土下座だろーとなんだろうとしてやる。だが、お前では俺には勝てない!」 「言ってな!」 二人は決闘盤にデッキをセットする。 それと同時に決闘盤のモニターに『4000』という数字が浮かぶ。 『決闘!!』 二人の叫びが、闘いの始まりを告げた。 to be continued…
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