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エリーの喜んでいる顔を見て、少年は嬉しくなった
『そうだよ。エリーは笑った方が可愛いよ。嫌な事があっても、すぐ泣いちゃダメだよ。そういう時こそ笑わなきゃ。笑って嫌な事を忘れるんだよ。』
その言葉を聞いて、エリーはまた喜んだ
「あはは、風くんって前向きだね。羨ましい。」
『元々後ろ向きな事は考えない主義だからね。…それにしても、風くんって…エリーまで言うか。』
「あはは。」
2人は楽しそうに時を過ごした
そして、時は流れ、もう夕方になっていた
「今日は話してくれてぁりがとぉ。また会おうね。」
『うん、また会おうね。』
2人は、また会うのを楽しみにしつつ、公園を後にした。
この時、少年は気付いていなかった
エリーに恋していた事に…
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