クラウチテル

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 そんなテルの態度を察したのか、彼女は挨拶もそこそこにその場を去って行った。  テルは、自分がまた知らずに曖昧な態度をとっていた事に気付いた。 「悪い事したかな……。俺が怒ってると思ったんだろうな……」  この日を境に、テルの「癒しの場」に変化が起きたのはそれから間もなくだった。
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