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「何よ!?何ジロジロ見てるのよ」
「はあ いや口でかいなーって思って」
「!!?」
それはすぐやってきた。
足を広げて座っている僕の中心線。
つまり男の中心線にどぐっとくさびが入った。
僕の視覚がぐらついたのか味噌汁が揺らぎ、
ただただ悶絶
「ぐっ・・・ほよ・・・う・・・宇宙人・・・」
「アンタどうせ使い道ないんだからいんじゃない」
味噌汁一杯でこの痛みとは・・・。
この野郎・・・。
女にこの痛みはわかるものか。
泣かぬなら
わからぬモノか
ほととぎす
帰りたくなった。
今はもう僕自身の体が、さっき見てた愛読書のようになさけなくひしゃげて折れ曲がった
。
しばしの休憩の後回復。
彼女にせかされて味わう間もなく食事を掻き込んだのちやってきたのは食器洗いの労働使役。
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