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そう言われ席に戻ろうとした時、ふと思い先生に聞いた。
「昨日買った口紅使いましたか？」
「えぇ！今してるのがそうよ。」
「何か変わったことないすか？」
「別にないけど…ちょっと気分がハイかなぁ」
「そうすっか。分かりました。ありがとうございます。」
そう言って俺は自分の席に戻った。
学校が終わり夜店に帰ってMr.ZEROに今日のことを話した。
「そうか！それは偶然だったなぁ。」
「口紅はつけてましたけど変化はないって言ってましたよ。本当にスリルなんか味わえるんすか？」
「味わえるさ、今日の夜ぐらいにな。私たちがそれを知るのは、明日の朝か昼だろうな。」
「どうやって分かるんすか？」
「明日になれば分かるさ。今日はもう店閉めていいよ。おやすみ」
と言うと、Mr.ZEROは自分の部屋に姿を消した。
「意味わかんねぇよ！」
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