第一章

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10月中旬……… 「よいか晴夜… 大体お前はいつもいつもワシが言っているようにだな………」 『だから毎日毎日鬱陶しんだょクソジジイ!!(-"-;)』 俺の名前は安倍晴夜(あべ せいや)… 俺の家系の先祖はあの安倍晴明だと毎日毎日耳にタコができるくらい聞かされてる。(俺のクソジジイに…ι) まだジジイには言ってねぇけど俺はその晴明の生まれ変わりらしい… 今年俺は中3になったが約4ヶ月前… ってか6月に転校生の源博康(みなもと ひろやす)に逢い不可解な事件にまきこまれ力が覚醒した… ちなみにこの博康は安倍晴明の友、源博雅の生まれ変わりだ… 晴明が言うには“前世で縁が深かった者は生まれ変わっても強い力で引き寄せられる”…だそうだι ―――“だそうだ”ではなくそうなんだよ晴夜(笑) ちっ、朝からうるせーι 今話かけてきたのがその不可解な事件のきっかけを作った迷惑なやつ(-_-#) 安倍晴明だ… こいつが鬼を殺さず封印するだけにしたもんだから、千年たった今封印が解け、俺が逆怨みされたってわけ… その闘いの中、晴明により俺の力が覚醒したことにより俺とだけは会話ができるようになった。 ―――さっきから何を一人ブツブツ言っている… 学校とやらに遅れるのでは? 『Σ(°□°;) それを早く言え!!ι』 俺は急いで家を飛び出した… カムバック俺の平和な日常(┳◇┳)
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